パリで幻のグリーンオイスターに出会う
December 29, 2015
クリスマスの日にサンジェルマン・デ・プレで嬉しい出会いがありました。
牡蠣が食べたかった
サンジェルマン・デ・プレをうろうろしていたら、無性に牡蠣が食べたくなり、その場で調べて突撃することにしました。 クリスマス当日だったので、当然ながらどこも閉まっていました。 次の店 (Opium la Cabane) で最後にしようと足を運んでみたら、店内にお兄さんがいました。 下手なフランス語で「開いてる?」と聞いたら、英語で「もちろん!入りなよ」と歓迎されました。
La Pousse en Claire オイスター
いろんな牡蠣が提供されていましたが、お兄さんに食べたほうが良いと勧められたグリーンと Pousse en Claire オイスターをミックスでいただきました。
あとから知ったのですが、これらの牡蠣は本当に特別なようで、期間限定でしか食べることができないようです。 Pousse en Claire に関しては、ネット上での評判が特に良く、Financial Times が究極のオイスターと評しているほどです。 味の方は、グリーンオイスターがあっさりで上品な味で、Pousse en Claire は塩味が効いた、より力強い味でした。
牡蠣のお供には、おすすめのシャブリをデキャンタでいただきました。 自分はお酒はあまり飲まない方ですが、勧められたワインと牡蠣との相性が抜群に良く、昼からぐいぐい飲めました。
フランスで一方的に英語を喋ると嫌がられると言われていますが、このお兄さんはとても気さくで、むしろ積極的に英語で話してくれました。
感謝
パリは今年、いろんなことがありましたが、彼のようなホスピタリティに溢れた若者に触れて、これからも世界中のみんなが訪れる町でいてほしいと思いました。